2018年5月15日火曜日

7b5(13) コードのボイシング

思いついた曲のモチーフのコード進行が想定したイメージにたどり着けないまま数日経っていたんですが、なんとかたどり着けたので、今回考えたことのメモをしておきます。

Im11 IV7b5 II7(b9) V7(b9 b13)

でかなり近い所まで来ていたんですが、メロディは Im11 の 11th から IV7b5 の 13th で終わっているので、IV7b5 に 13th を入れようとしたのが苦労の始まり…
そのまま混ぜると 13th と 7th が半音でぶつかって聴感上もたぶん NG でした。なので 7th を抜いて IV6b5 としてみるとイメージから遠のいてしまう…これだと聴いた感じ #VIIb5 on IV で流れ的にも合っていません…

ルート自体変えて他のコードにしてみたり、メロディ自体を変えてみたり色々やってはみたものの、どうも元の状態の方が良かったのでもとに戻って調べなおしたり、いろいろ悩んだ結果、やっと見つけました。

何ということはない、単純に 13th を追加して IV7b5(13) で、ボイシングで 7th を 13th の1オクターブ下にするというものでした。要はボイシングの問題だったようです。

キー Dm での IV7b5, IV6b5, IV7b5(13) の聴き比べ動画です。メロディとコード進行のしっくり感では圧倒的に IV6b5 より IV7b5(13) ではないかと思います。7th はやはり必用で、13th と m7th は M7 の音程にした方がいい、と言うかしないとダメなコードに聴こえる、ということのようです。勉強になりました。ボイシング大事です。


最近このようなオルタードテンションを使ったコード進行に挑戦中で、その中で出てきたメロディ自体がこういうコードを示唆しているという事は、こういうコード進行が血肉になってきている気がして嬉しいです。

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